あなたの作品、安すぎませんか?価格を上げても売れるコツを大公開
「ハンドメイドアクセサリーをもっと売りたい!
でも競合が安すぎて価格を上げる自信がない…」
「値段を下げないと売れない気がする…」
こんな悩みを持っていませんか?
確かに、ネットショップやハンドメイドマーケットを見ると、
びっくりするほど安いアクセサリーがたくさんありますよね
「この価格で売れるなら、私のアクセサリーなんて売れないのでは…?」
と不安になることもあるでしょう。
でも、大丈夫です!
実は、価格競争に巻き込まれずに
「高くても売れるブランド」を作ることは可能なんです✨
今回は、価格で勝負しないための考え方と、
すぐに実践できるポイントをご紹介します!
競合が安いと感じるときの考え方
1. 競合と自分は違う
まず、大前提として考えてほしいのは
「競合=あなたと同じものを売っているわけではない」ということ。
例えば、スーパーで売られている既製品のアクセサリーと、
ハンドメイドで心を込めて作られた1点もののアクセサリー。
どちらが高くても納得できますか?
もちろんハンドメイドの1点物ですよね!
ハンドメイド作品には、
- デザインのオリジナリティ
- 手作りならではの温かみ
- こだわりの素材
- 作家(またはブランド)のストーリー
など、大量生産品にはない価値があります。
これは、安いアクセサリーと比較すること自体が間違っている、ということなんです。
「私のアクセサリーは、安いものとは別の価値があるんだ!」
という意識を持つことが大切です。
安売りしている作家さんを「競争相手」と思わなくていい
また、ミンネやクリーマで同業のハンドメイドアクセサリー作家さんが
自分よりも安い価格で売っていたとしても考え方は同じです。
たとえば、あなたがデパートの雑貨コーナーでイヤリングを探しているとします。
A 趣味でハンドメイドをしている方が作った手作りイヤリング 1,000円。
B いい素材を使ってハンドメイド作家が1点ずつ丁寧に作ったイヤリングで、5,000円。
どちらを選びますか?
「安さ重視」なら1,000円のイヤリングを買うでしょう。
でも、「自分を高めてくれる特別なものが欲しい」とあなたが思っていたなら、
5,000円のイヤリングを選ぶはずです。
実際、安いものは「手軽に買える」というメリットがある一方で、
✔ 「すぐ壊れそう」
✔ 「特別感がない」
✔ 「安っぽく見えるかも…」
といったマイナスのイメージを持たれがちです。
一方、価格が高いものは「価値があるもの」と認識されやすくなります。
つまり、安いことが必ずしもお客様にとってメリットとは限らないんです。
💡考え方のポイント!
→ 安く売る作家さんは「安さ重視のお客様向け」に販売しているだけ。
→ あなたは「価値を重視するお客様」に向けて販売すればOK!
「高い」には理由がある!価値を伝えれば価格は納得される
お客様は「安いから買う」のではなく、「価値を感じるから買う」のです。
さきほどのAとBの例で深堀りしてみましょう。
✅ Aの作家さん(1,000円のピアス)
- シンプルな作りのデザイン
- 特に素材のこだわりなし
- 写真や説明文も普通
✅ Bの作家さん(5,000円のピアス)
-
14kgf素材で金属アレルギー対応
-
天然石を使用し、一つずつこだわりを持って仕上げている
-
「30代女性に似合う大人っぽいデザイン」とターゲットを明確にしていて説明文も丁寧に書かれている
この2つが並んでいたら、「高いけどBのほうがいい!」
と思う人がいるのは当然ですよね。
さらにそれが大切な人へのプレゼントだったなら、
Bを選びませんか?
つまり、「高くても欲しい」と思ってもらえる理由をしっかり伝えれば、
価格は納得される ということです!
格競争に巻き込まれないための3つのポイント(実践編)
ポイント#1 安売り作家とターゲットをズラす
価格を下げると、どうしても「とにかく安く買いたい人」が集まります。
でも、あなたがターゲットにしたいのは、
- 「良いものを適正な価格で買いたい人」
- 「あなたの作品を気に入り高くても欲しいと思ってもらえる人」
ですよね!
💡 やることリスト
- 作品のコンセプトを明確にする
「安くてかわいいアクセサリー」ではなく、「上品で長く使える大人っぽいアクセサリー」など - SNSや販売ページの説明文を見直す
「シンプルなピアス」ではなく、「金属アレルギー対応で、30代の主婦の女性のためのデザイン。」など。制作時のこだわりのポイント具体的に。
ポイント#2 写真とブランドイメージをレベルアップする
高価格帯の商品が売れているブランドを見てみると、
どれも写真が洗練されていますよね。
商品の魅せ方にこだわることも、ブランドイメージの格上げに重要な要素です。
💡 やることリスト
- 背景を変える
大理石シートや、ナチュラルな木目を使うと高級感UP!
(100均のでも結構盛れますし、写真撮影専用の背景シートもたくさん出ています) - 午前中の自然光で撮影する
明るく綺麗な写真になるだけでなく午前中の窓際で撮ると、実際の商品の色も伝わります📷 - パッケージをこだわる
ブランドロゴ入りの台紙や、小さなボックスに入れるだけで「特別感」がUP
ポイント#3 商品説明で「安い作家との違い」を明確にする
お客様は
「なぜこの価格なのか?」
「この価格に見合う価値があるのか」を知りたいもの。
だからこそ、説明文をしっかり書くことが大切です。
💡 やることリスト
- ただのハンドメイドピアス」ではなく、ストーリーを伝える
❌ NG:「ハンドメイドのピアスです」
⭕ OK:「金属アレルギー対応の14kgf素材を使用し、1点ずつ手作業で仕上げています。肌が敏感な方でも安心してお使いいただけます。」 - どんな人のためのアクセサリーか?」を明確にする
❌ NG:「20代女性のためのピアス」
⭕ OK:「忙しい毎日でも、ふと鏡を見たときに気分が上がるアクセサリー」 など、着けた時のことを想像しやすい言葉を入れてみる
まとめ:あなたのアクセサリーは、安売りしなくても売れる!
いかがでしたか?
今回のポイントは商品の価値をどう伝えていくか?
それが伝われば高くてもしっかり売れる商品になる!
ということをお伝えしました。
ポイントをまとめると、
✔ターゲットをずらす
「価格重視の人」ではなく、「価値を大切にする人」に向ける
✔写真とブランドイメージを整える
魅せ方が大事
高級感を演出するだけでブランドイメージが整う
✔商品説明を充実させて価値を伝える
なぜこの価格なのか?」をしっかり伝える
価値=価格でしたね。
その価値を伝える手段はたくさんあります。
これを意識すれば、安売りしている作家さんと比べる必要はなくなります
自信を持って、あなたのアクセサリーの魅力を伝えていきましょう!