HANDMADE accessory de ブランド作ろう

自分のブランドを持ちたいアクセサリー作家のためにブランド化するための方法をご紹介します

ハンドメイドアクセサリーの値付けに悩むあなたへ。安売りしないための3つのステップ

あなたの作品、安すぎませんか?価格を上げても売れるコツを大公開

安い値段でなきゃ売れないの?

「ハンドメイドアクセサリーをもっと売りたい!
でも競合が安すぎて価格を上げる自信がない…」

「値段を下げないと売れない気がする…」

 

 

こんな悩みを持っていませんか?

 

 

確かに、ネットショップやハンドメイドマーケットを見ると、
びっくりするほど安いアクセサリーがたくさんありますよね

 

 

「この価格で売れるなら、私のアクセサリーなんて売れないのでは…?」
と不安になることもあるでしょう。

 

 

でも、大丈夫です!
実は、価格競争に巻き込まれずに
「高くても売れるブランド」を作ることは可能なんです✨

 

 

今回は、価格で勝負しないための考え方と、
すぐに実践できるポイント
をご紹介します!

 

競合が安いと感じるときの考え方

 

1. 競合と自分は違う

まず、大前提として考えてほしいのは
「競合=あなたと同じものを売っているわけではない」ということ。

 

例えば、スーパーで売られている既製品のアクセサリーと、
ハンドメイドで心を込めて作られた1点もののアクセサリー。


どちらが高くても納得できますか?

 

 

もちろんハンドメイドの1点物ですよね!

 

 

ハンドメイド作品には、

  • デザインのオリジナリティ
  • 手作りならではの温かみ
  •  こだわりの素材
  •  作家(またはブランド)のストーリー

 

など、大量生産品にはない価値があります。


これは、安いアクセサリーと比較すること自体が間違っている、ということなんです。

「私のアクセサリーは、安いものとは別の価値があるんだ!」

 

という意識を持つことが大切です。

 

安売りしている作家さんを「競争相手」と思わなくていい

また、ミンネやクリーマで同業のハンドメイドアクセサリー作家さんが
自分よりも安い価格で売っていたとしても考え方は同じです。

 

たとえば、あなたがデパートの雑貨コーナーでイヤリングを探しているとします。

 

A    趣味でハンドメイドをしている方が作った手作りイヤリング 1,000円。

B   いい素材を使ってハンドメイド作家が1点ずつ丁寧に作ったイヤリングで、5,000円。

 

どちらを選びますか?

 

「安さ重視」なら1,000円のイヤリングを買うでしょう。

 


でも、「自分を高めてくれる特別なものが欲しい」とあなたが思っていたなら、

5,000円のイヤリングを選ぶはずです。

 

実際、安いものは「手軽に買える」というメリットがある一方で、


✔ 「すぐ壊れそう」
✔ 「特別感がない」
✔ 「安っぽく見えるかも…」

 

といったマイナスのイメージを持たれがちです。

 

一方、価格が高いものは「価値があるもの」と認識されやすくなります。
つまり、安いことが必ずしもお客様にとってメリットとは限らないんです。

 

💡考え方のポイント!


→ 安く売る作家さんは「安さ重視のお客様向け」に販売しているだけ。
あなたは「価値を重視するお客様」に向けて販売すればOK!

 

「高い」には理由がある!価値を伝えれば価格は納得される

お客様は「安いから買う」のではなく、「価値を感じるから買う」のです。

さきほどのAとBの例で深堀りしてみましょう。

 

 

Aの作家さん(1,000円のピアス)

  • シンプルな作りのデザイン
  • 特に素材のこだわりなし
  • 写真や説明文も普通

 

 

Bの作家さん(5,000円のピアス)

  • 14kgf素材で金属アレルギー対応

  • 天然石を使用し、一つずつこだわりを持って仕上げている

  • 「30代女性に似合う大人っぽいデザイン」とターゲットを明確にしていて説明文も丁寧に書かれている

 

この2つが並んでいたら、「高いけどBのほうがいい!」
と思う人がいるのは当然ですよね。

 

さらにそれが大切な人へのプレゼントだったなら、

Bを選びませんか?

 

 

つまり、「高くても欲しい」と思ってもらえる理由をしっかり伝えれば、
価格は納得される
ということです!

 

 

格競争に巻き込まれないための3つのポイント(実践編)

ポイント#1 安売り作家とターゲットをズラす

価格を下げると、どうしても「とにかく安く買いたい人」が集まります。

 

 

でも、あなたがターゲットにしたいのは、

  • 「良いものを適正な価格で買いたい人」
  • 「あなたの作品を気に入り高くても欲しいと思ってもらえる人」

ですよね!

 

 

💡 やることリスト

  1. 作品のコンセプトを明確にする
    「安くてかわいいアクセサリー」ではなく、「上品で長く使える大人っぽいアクセサリー」など

  2. SNSや販売ページの説明文を見直す
    「シンプルなピアス」ではなく、「金属アレルギー対応で、30代の主婦の女性のためのデザイン。」など。制作時のこだわりのポイント具体的に。

 

ポイント#2 写真とブランドイメージをレベルアップする

高価格帯の商品が売れているブランドを見てみると、
どれも写真が洗練されていますよね。

 

商品の魅せ方にこだわることも、ブランドイメージの格上げに重要な要素です。

 

💡 やることリスト

  1. 背景を変える
    大理石シートや、ナチュラルな木目を使うと高級感UP!
    (100均のでも結構盛れますし、写真撮影専用の背景シートもたくさん出ています)

  2. 午前中の自然光で撮影する
    明るく綺麗な写真になるだけでなく午前中の窓際で撮ると、実際の商品の色も伝わります📷

  3. パッケージをこだわる
    ブランドロゴ入りの台紙や、小さなボックスに入れるだけで「特別感」がUP
 
ポイント#3 商品説明で「安い作家との違い」を明確にする

お客様は
「なぜこの価格なのか?」
「この価格に見合う価値があるのか」を知りたいもの。

 


だからこそ、説明文をしっかり書くことが大切です。

 

💡 やることリスト

  1. ただのハンドメイドピアス」ではなく、ストーリーを伝える
    ❌ NG:「ハンドメイドのピアスです」
    ⭕ OK:「金属アレルギー対応の14kgf素材を使用し、1点ずつ手作業で仕上げています。肌が敏感な方でも安心してお使いいただけます。」

  2. どんな人のためのアクセサリーか?」を明確にする
    ❌ NG:「20代女性のためのピアス」
    ⭕ OK:「忙しい毎日でも、ふと鏡を見たときに気分が上がるアクセサリー」 など、着けた時のことを想像しやすい言葉を入れてみる

まとめ:あなたのアクセサリーは、安売りしなくても売れる!

いかがでしたか?

 

今回のポイントは商品の価値をどう伝えていくか?
それが伝われば高くてもしっかり売れる商品になる!
ということをお伝えしました。

 

ポイントをまとめると、

 

✔ターゲットをずらす

「価格重視の人」ではなく、「価値を大切にする人」に向ける

 

✔写真とブランドイメージを整える

魅せ方が大事
高級感を演出するだけでブランドイメージが整う

 

✔商品説明を充実させて価値を伝える

なぜこの価格なのか?」をしっかり伝える

 

 

価値=価格でしたね。

その価値を伝える手段はたくさんあります。

 

これを意識すれば、安売りしている作家さんと比べる必要はなくなります

 

自信を持って、あなたのアクセサリーの魅力を伝えていきましょう!