HANDMADE accessory de ブランド作ろう

自分のブランドを持ちたいアクセサリー作家のためにブランド化するための方法をご紹介します

ジュエリー作家になるには

ジュエリー作家になるには

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ジュエリー作家になるには

 

ジュエリー作家になるにはどうすればいいの?

アクセサリー作家になるのとは違い、ジュエリー作りはハードルが高いもの。

工作の延長ではできない技術も多い。

 

この記事は、

これからジュエリー作家を目指して進んで行こうと考えていて

何から学べばいいのか?どこで習う?など、

初めの1歩をこれから踏みだそうとしている方向けの内容になっています。

 

それから、私がジュエリー作家を選んだ時の話を交えながら書いていきますので、

自分だったらどうだろうと置きかえて

考えてみてくださいね。

 

 

ジュエリー作家になりたいなら 学校に行くべきか?

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ジュエリーを作るなら専門知識をまなぶ必要あり



ジュエリー作家になりたいのであれば、

専門の技術を身につけるために

ある程度はちゃんとしたところで学ぶ必要があります。

 

ちゃんとしたところと言っても、

「一体ちゃんとしたって何?」って感じだと思うので、

いろいろなパターンを順を追って説明していきますね!

 

ジェエリー作家は専門職

ジュエリー作りには、

宝飾の知識や、宝石や金属の特性を理解する必要があります。

 

デザインを形にするためには金属加工の技術も必要。

加工には特殊な機械をつかうので、

習得するにはかなりの訓練が必要になってきます。

 

そういった知識や技術を体系たてて学ぶには、

大学や専門学校はいい場所です。

 

同じ志の仲間にも出会えますし、

横のつながりは何ものにも変えがたいですしね。

 

作家活動は孤独なので、実際、これが一番のメリットかもと

個人的には思います。

 

ま、自分次第ってところはありますけどね!

 

お金と時間に余裕があるなら学校に通うのもアリ

ただし、学校に通うとなると、

費用はそれなりに高額です。

 

ジュエリー製作やデザインを教える学校は

年間100万円以上するところもあり、

カリキュラムは1年では終わらない場合がほとんどです。

 

以下にデザインを学べる学校の例をあげます。

 

・国立芸術大学   A校 年間64万3千円(4年制)

・国立工芸大学   B校 年間88万8千円(4年制)

・私立美術大学   C校 年間187万円(4年制)

・ファッションデザイン専門学校  D校 年間116万5千円(2年コース)

・ジュエリーデザイン専門学校  E校 年間50万1千円(1年コース)

・ジュエリー専門学校   F校 年間38万5千円(2年コース)

 


例えばこの中で一番お手頃な

ジュエリーデザイン専門学校 E校でも年間50万円。

さらに通うには時間と交通費もかかります。

 

またデザインの考え方を多面的に学べる美術大学に入学するには、

受験対策のデッサンを学ぶために予備校に通う場合がほとんどです。

 

お金と時間に余裕があるなら学校に通うのもいいですね。

 

本気でこれを仕事にしたいと思う人向けですね。

 

ジュエリーデザイナーを目指す道も

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ジュエリーデザイナーを目指す道も

「私はデザインが好きなんです」という方は

ジュエリーデザイナーを目指すのもオススメです。

 

デザイナーは実際の製作は職人さんにまかせるので、

デザイン画と設計図を作ります。

 

デザイン力やデッサン力は必須です。

 

ただし今では、CADを使ってデザインをおこし、

3Dプリンターで原型をとってジュエリーを完成させる。

そんなことも可能になってきていますので、

精密なデザイン画を手書きできなくても、

CADが使えれば大丈夫な場合があります。

 

しかし、ジュエリー作りは全ての工程が機械でできるわけではなく、

まだまだ職人さんの手が必要。

 

デザイナーを目指すのであっても、

その技術は知っておく必要があるし、

形にしてくれる職人さんと話が通じないことには

良いジュエリーを作ることができないと思います。

 

どんな工程を経てジュエリーができるのか

ジュエリー作りのノウハウや、宝石の特性などは

知識として学んでおく必要があります。

 

デザイナーと作家のどちらを選ぶのか?

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デザイナーと作家のどちらを選ぶのか?

デザイナーと作家のどちらが自分にあっているのか?

悩むところかと思います。

 

ジュエリー作家になるなら、

自動的にデザインも製作も自分でやることになるので

デザイナー兼クラフトマンということになります。

 

ジュエリーを作る技術は高度な技術なので、

石どめ、ろうづけ、研磨、キャスト、などなど、

それぞれの工程に専門の職人さんがいるほどです。

 

作家になるには、ある程度はすべての工程を

自分でできるようになっていないといけません。

 

ものを作るのが好きで細かい作業が得意でないと

そもそも厳しい。

 

それでなくてもジュエリーは小さなものが多いので、

手先の器用さ、なども関係してくると思います。

 

一方、ジュエリーデザイナーは、

自分以外の職人さんが作るので、

正確な寸法がわかる、設計図のようなデザイン画を描く能力が求められます。

 

私の場合、どちらかというと作家タイプだった

私の場合、平面でデザインを考えるより、

立体で考える方がデザインが浮かびます。

紙とペンだけではデザインが思い浮かんでこないタイプなんです。

 

実際の素材からデザインのインスピレーションを得ることが多いので、

作家になる道を選びました。

 

ある意味、もの・素材に縛られたほうがインスピレーションを

もらいやすいのはデザイナー気質であるともいえるのですが、

 

素材を触って対話しながらデザインを作るのが好きというか、

そうしないと自分の作りたいものができないタイプなんですよね。

 

こんな風に自分は、

平面でとらえるのが得意なタイプか、立体でとらえるのが得意なタイプか

で考えてもいいと思います。

 

もしくはもの作りは苦手だけど、

自分の中のデザインを形にしたい!という方は、

ジュエリーデザイナーになる方が向いているかもしれません。

 

これは人それぞれで絶対ではないので、

自分がしっくりくる方はどちらなのか選んでみてくださいね。

 

職人さんや作家さんの弟子(助手)になるか、独学で学ぶ

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独学でジュエリーを学ぶ方法

学校にいかなければジュエリーを

作れるようになれないのか?

体系立ててジュエリー製作を全般的に学べるのが学校。

ただし、それも絶対ではないです。

 

学校に行かず独学で

シルバージュエリーを作っている人もたくさんいます。

 

作家さんの助手や弟子になる

それから、職人さんや作家さんなど技術が高い人のもとで

教えてもらいながら学ぶのも一つの道です。

 

ちなみに私の場合は、

5年間、石の彫刻家の助手として働きながら、

彫金の技法を教えてもらい、

シルバージュエリーの作家になりました。

 

働きながら学べたのは私にとってはラッキーでした。

しかし、私以外に助手がいなかったので、

1対1で向き合う環境はとても辛かったです。

 

苦労も多かったですけどその経験はムダじゃないし、

私の物づくりの基礎になっています。

 

独学で学ためには

最初は、職人さんや作家さんのもとで教えてもらったり、

カルチャースクールや彫金教室を探して大体の手法を学んでから、

自分で鍛錬して少しずつ吸収していく道です。

 

本から学んだり、自分で調べたりして試行錯誤で作ったり。

自分の足を使ってお店を持っているような作家さんと仲良くなって

積極的に話を聞きにいくとか。

時間はかかるけど、

本当に好きだったらできなくはないと思います。

 

私の友人にも独学で立派に自分のブランドを

持っている人もいますし。

 

かなり能動的にやれる方でないと難しいとは思いますが、

今はYoutubeで彫金が学べたり、

しかも、専門的でかなりわかりやすい動画もたくさん。

 

昔じゃ考えられなかった。

すごくいい時代ですよ。

 

ジュエリー作家になるには まとめ

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ジュエリー作家になるには

いかがでしたか?

ジュエリー作りへの道筋についてお伝えしてきました。

 

それから、ジュエリーデザイナーとジュエリー作家の違いが

少しつかめたでしょうか?

 

どちらを選ぶかは人それぞれ。

技術は訓練次第で上達も可能なので、

好きな方を選べばいいと思います。

 

作家を目指すのもあり、デザイナーを目指すのもあり、

はたまた、職人を目指すのもありですね!

私のように、自己分析して何が向いているのかを

考えるのもいいと思います。

 

通った道は違えど、技術の習得はあくまでもスタートライン。

自分の思いを形にして、どうやって世の中に知ってもらうのか、

そのさきが重要になってきます。

 

私の経験が少しでも参考になったら嬉しいです。